「転職したいわけじゃない、けど今のままでいいのか分からない」人へ|キャリナビの伴走型コーチングを正直に見てみた

転職・キャリア
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転職サイトを開いては、なんとなく閉じる。求人を眺めても「これじゃない」しか出てこない。かといって今の仕事に不満を言葉にできるほど嫌なわけでもない——そんな堂々巡り、経験ありませんか。

「転職したい」というよりも「このままでいいのか分からない」に近い人は、実は転職エージェントとは相性が悪いことが多いです。エージェントは基本的に「求人を紹介して決めてもらう」ことが仕事なので、こちらの頭の中がまだ整理できていない段階だと、話が噛み合わないまま求人を勧められて疲れてしまいがちです。

そこで気になったのが、無料で始められる伴走型キャリアコーチング「キャリナビ」。今回は運営会社の情報も含めて、良い面と正直に気になる面の両方をまとめてみます。

キャリナビとは

キャリナビは「やりたいことが見つかる、無料で始める伴走型キャリアコーチング」をキャッチコピーに掲げるサービスです。求人紹介を主目的にした転職エージェントとは違い、「そもそも自分は何がしたいのか」を対話を通じて言語化していく、自己理解・キャリアの棚卸しに重きを置いたコーチング形式が特徴とされています。

運営元は株式会社Assh(愛知県豊田市、2021年6月設立)。有料職業紹介事業(許可番号:23-ユ-302899)と労働者派遣事業(許可番号:派23-304317)の許可を持つ人材紹介・人材教育の会社で、人材紹介事業を軸に事業を展開しています。



キャリナビ


こんな人に向いている

  • 転職サイトの求人を見ても「これじゃない」しか出てこない人
  • 今の仕事が嫌なわけではないが、この先も同じままでいいのか漠然と不安な人
  • 転職エージェントに求人をどんどん勧められるのが正直しんどかった人
  • 「やりたいこと」を人に聞かれても言葉にできず、モヤモヤしたままの人

逆に、すでに応募したい求人が決まっていて「早く紹介してほしい」という段階の人には、棚卸しから始まる分だけ遠回りに感じるかもしれません。そこは求人検索やエージェントの方が早いです。

伴走型コーチングの流れ

キャリナビが打ち出しているのは、求人を先に見せるのではなく、担当者との対話で自己理解を深めるところから始めるスタイルです。一般的にこの手のキャリアコーチングでは、面談を重ねながら「これまでの経験の棚卸し」「価値観や譲れない条件の言語化」「その先の選択肢の整理」という順番で進むことが多く、キャリナビもこの流れに沿ったサービス設計だと案内されています。

結果として転職という選択肢に進む場合もあれば、今の会社に残る決断をする場合もある——という位置づけです。「転職ありき」ではなく、まず自分の考えを整理する時間を持ちたい人に向いた形と言えます。

正直な注意点

いいことばかり書くと嘘っぽくなるので、気になった点も書いておきます。

まず、コーチングはその場ですぐ答えが出るものではありません。何度か対話を重ねて自分の考えを整理していく形なので、「1回話して即スッキリ」を期待すると肩透かしになる可能性があります。

次に、運営元の株式会社Asshは人材紹介事業(有料職業紹介事業の許可)を主軸に持つ会社です。無料でここまで手厚いサポートが受けられる背景には、提携している企業への転職が決まった際に紹介料が発生する、といった人材業界でよくある仕組みが一般的には想定されます。つまり「自己理解を深めた結果、提携企業への転職を提案される」流れになる可能性はゼロではありません。これ自体は業界ではよくある構造で、無料である以上不自然なことではありませんが、「完全に中立な第三者に相談している」というより「人材紹介会社のコーチングを受けている」という前提は頭の片隅に置いておくとよさそうです。

最後に、コーチングという性質上、担当者との相性も結果を左右します。合う合わないは人によるので、まずは無料の範囲で「話してみて自分に合うかどうか」を確かめるくらいの温度感で始めるのが現実的だと思います。

フリーター・既卒から正社員を目指す無料支援については、JAIC就職カレッジの解説記事も合わせて参考にしてみてください。

やりたいことが見つかる、無料で始める伴走型キャリアコーチング【キャリナビ】

「何がしたいか分からない」から、「自分で選んだ」と言える転職へ【キャリナビ】

まとめ

「転職したいわけじゃない、けど今のままでいいのか分からない」というモヤモヤは、求人を眺めているだけではなかなか解消しません。キャリナビのような伴走型コーチングは、そのモヤモヤを言葉にする作業を無料でサポートしてくれる選択肢のひとつです。

ただし、運営元が人材紹介会社であることを踏まえると、最終的には提携先への転職も選択肢として提示される可能性がある点は正直に理解した上で、「まず話してみる」くらいの気持ちで利用するのがちょうどいいバランスだと感じます。求人を決め打ちで探すより先に、自分の考えを整理したい人は候補に入れてみる価値はありそうです。

✍️ この記事を書いた人

チケットナビ編集部

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