NotebookLM × Claude Code という組み合わせ
論文を読んで、まとめて、スライドにする――研究者や学生、技術系の発信者にとっては日常的な作業ですが、1本あたり何時間もかかるのが悩みどころです。
ここで相性が良いのが、GoogleのNotebookLMと、AnthropicのClaude Codeの組み合わせです。NotebookLM で論文を整理し、Claude Code でスライド原稿(Markdown)に落とし込む流れを取ることで、読解→構造化→スライド化を半自動で進められます。
NotebookLM の概要
NotebookLM は、ユーザーが指定したソースに基づいて回答・要約を行うAIノートブックです。
- PDF・Googleドキュメント・Webページ・テキストをソースとして登録
- 登録したソース内からの引用付きで質問応答
- Audio Overview:ソースを基に2人のAIホストが対談する音声を生成
- 要約・FAQ・タイムラインなどのビュー生成
「外部の膨大な知識」ではなく、自分が投入した資料群に閉じた理解を作れる点が最大の特徴です。
Claude Code の概要(この用途における役割)
Claude Code はAnthropicの開発者向けAIアシスタントで、ファイル読み書き・コマンド実行・コード編集を一貫してこなします。この記事の文脈では、「テキスト・要約 → Markdownスライド原稿」の変換ハブとして使います。
実例ワークフロー:論文 → スライド
ステップ1:NotebookLMにソースを入れる
- 対象の論文PDFをNotebookLMにアップロード
- 関連する解説記事・スライド資料も補助ソースとして追加
- Audio Overview を生成して全体像を掴む(散歩しながら聞くのも有効)
ステップ2:構造化されたサマリを取り出す
NotebookLM に以下のような指示を出します(例):
- 「この論文の貢献を3点に絞って要約して」
- 「手法セクションを図解するならどんな図が適切か、図案を箇条書きで」
- 「読者が最初につまずきやすい前提を洗い出して」
得られたテキストをメモとしてコピーします。
ステップ3:Claude Code に渡してスライド原稿化
ローカルのエディタで下記のような指示を出します(例):
「以下の要約を、Marp形式のMarkdownスライドに変換してください。1ページ1メッセージで12〜15枚程度。タイトル/背景/課題/手法/結果/議論/まとめの流れで。各スライドの話者ノートもHTMLコメントで追記してください。」
ステップ4:スライドを生成・調整
- Claude Code が生成した
slides.mdをレビュー - Marp や Reveal.js でHTML/PDF/PowerPointに変換
- 必要なら図表だけ差し替えて完成
この流れのうれしいポイント
- ソースに閉じた要約:NotebookLMは外部の雑音を混ぜにくい
- 耳から理解:Audio Overviewで全体像を掴んでから精読できる
- スライド化の自動化:Claude Code がMarkdownで雛形を作るので、書式統一が楽
- 再現性:Markdown原稿が残るので、他の論文でも同じテンプレで回せる
注意点
- AIの要約には誤りが混ざり得るため、重要箇所は必ず元論文で確認
- 著作権のある資料を扱う場合は、自分の学習・内部共有の範囲にとどめ、公開用途は慎重に
- Audio Overviewは英語中心で提供される機能が多いため、対応言語の最新情報は公式で確認
よくある質問
Q. NotebookLM とは何ですか?
A. NotebookLMはGoogleが提供するAIノートブックサービスで、ユーザーがアップロードしたPDF・Googleドキュメント・Webページなどのソースを基に質問応答・要約・音声解説を生成できるツールです。
Q. Audio Overview(音声概要)とは?
A. NotebookLMの機能の一つで、登録したソース群をもとに、2人のAIホストが対話形式で解説する音声コンテンツを自動生成する機能です。長い資料の全体像をつかみたいときに便利です。
Q. Claude Code と組み合わせる利点は?
A. NotebookLMで論文や資料を整理・要約し、その結果をClaude Codeに渡すことで、Markdownのスライド原稿生成やコード化までを一連のワークフローとして回せる点が利点です。
Q. スライドは何形式で出力できますか?
A. Claude CodeにMarkdownで出力させ、MarpやReveal.jsなどのツールでスライド化するのが扱いやすい方法です。PowerPointやPDFへの変換は各ツールのエクスポート機能を利用します。
まとめ
- NotebookLM = ソースに閉じた要約・対話・音声解説
- Claude Code = テキストからMarkdownスライド原稿への変換ハブ
- 組み合わせることで「論文読解 → スライド」の時間を大きく短縮可能
- 最終チェックは必ず人間、が鉄則
論文・社内資料・技術書のインプット量が多い人ほど、この2つの組み合わせの効果は大きいはずです。小さな1本の論文から、ぜひ試してみてください。
✍️ この記事を書いた人
チケットナビ編集部
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