「VS Code で Claude を使いたいけど、拡張機能が多すぎてどれを入れればいいか分からない…」そんな開発者の方、多いのではないでしょうか。2026年現在、Anthropic公式の Claude Code 拡張がVS Code Marketplaceで一般提供され、さらに Cline・Continue・Prompty といった周辺拡張も充実してきました。この記事では、VS Code × Claude の統合環境を、プロンプトセル管理まで含めて丁寧に整理します。
なぜ今「VS Code × Claude」なのか
2026年初頭、Anthropicは Claude Code のネイティブVS Code拡張をGA(一般提供)としてリリースしました。これまでターミナル中心だった Claude Code が、エディタ内から直接操作できるようになり、すでに200万人以上の開発者が利用しているとされています。ターミナルとエディタを行き来する手間が消えたことで、日常的なコーディングワークフローに Claude が自然に溶け込むようになりました。
デフォルトモデルも Claude Sonnet 4.5 となり、コード生成精度・長文コンテキスト処理の両面で実用性が大きく向上。さらに「checkpoints(チェックポイント)」機能によって、Claudeが行った編集を巻き戻せるようになり、自律的に動かしても安心できる設計になっています。
Claude Code 公式拡張(anthropic.claude-code)
まず押さえるべきは、Anthropic公式の「Claude Code for VS Code」拡張です。Marketplaceで発行元が anthropic になっているものが正規版なので、似た名前の非公式拡張と間違えないよう注意してください。
主な機能
- ネイティブGUI:サイドバーやタブでClaudeとの会話を表示
- プランのレビュー&編集:Claudeの実行計画を受け入れる前に編集可能
- 自動承認モード:信頼できる作業は編集を自動で適用
- @-mention:ファイルや行範囲を選択してコンテキストに渡せる
- 会話履歴&複数タブ:別々の作業を並列で進行
- Checkpoints:ファイル編集の履歴を追跡し、任意の時点に巻き戻し
インストールは Cmd+Shift+X(Mac)/ Ctrl+Shift+X(Win/Linux)で拡張機能ビューを開き、「Claude Code」で検索→インストールするだけ。Claude Code CLIが既に入っていれば、そのまま認証が引き継がれます。
周辺で押さえたい主要拡張機能
Cline(旧 Claude Dev)
発行元 saoudrizwan.claude-dev の自律型コーディングエージェント。ファイル作成・編集、コマンド実行、ブラウザ操作まで、すべて「ユーザー承認のうえで」自動進行してくれます。Claude Sonnet 4 / Opus 4 との相性が特に良く、Claude Code公式拡張よりも積極的に「エージェントに任せたい」派の開発者に人気です。
Continue(continue.continue)
オープンソースのAIコードエージェント拡張。Claude だけでなく複数モデルを切り替えて使える柔軟性が魅力で、社内ポリシーでプロバイダを限定したい場面でも扱いやすい選択肢です。カスタムスラッシュコマンドやコンテキストプロバイダの自作もでき、チーム向けの運用に向いています。
Cursor は「別IDE」なので注意
よく比較される Cursor は、VS Codeのフォークであって拡張機能ではありません。VS Code をそのまま使い続けたい人には、上記3つの拡張を組み合わせる方が現実的です。
プロンプトセル管理という考え方
AI活用が日常化してくると、「よく使うプロンプトをどこに保存し、どう実行するか」が地味に重要なテーマになってきます。これを解決するのが、VS Code内で“プロンプトをセル(資産)として管理する”発想です。
Prompty(ms-toolsai.prompty)
Microsoft製の拡張で、.prompty というアセット形式のファイルとしてプロンプトを保存・テスト・実行できます。モデル設定・変数・メタデータをYAMLで持てるため、Gitで差分管理しやすく、チームでの再利用性が抜群。Claude APIと組み合わせる運用でも相性が良い構造です。
Prompt Runner(JinShang.prompt-runner)
VS Codeを「プロンプトIDE」化する拡張。エディタ内からLLMプロンプトを直接走らせ、結果をそのまま参照できます。軽量に試したい人向け。
Jupyter Notebook × AIセル
VS Codeの Jupyter 拡張では、⌘I / Ctrl+I で「AIセル」を生成できます。データ分析系の作業では、プロンプトを.ipynbのセルとして保管するだけで、実行履歴と結果がそのまま証跡になります。Claude系の拡張と併用すれば、ノートブック上での反復検証も快適です。
導入手順(最短ルート)
- VS Code を最新版にアップデート
- Node.js(LTS)を入れ、ターミナルで
npm install -g @anthropic-ai/claude-code(CLI導入) - 拡張機能ビューで「Claude Code」を検索し、発行元 anthropic の公式拡張をインストール
- 初回起動で Anthropic アカウント認証
- 必要に応じて Cline / Continue / Prompty を追加
- プロジェクト直下に
CLAUDE.mdを置き、リポジトリ固有のルールを記述
※各拡張のバージョンや対応VS Codeバージョンは更新が早いため、Marketplace最新確認を推奨します。
使い分けの目安
- Claude Code 公式拡張:Anthropicの最新機能をまず体験したい人。checkpointsで安心して自動編集
- Cline:エージェントに自律作業させたい/複雑なリファクタを任せたい
- Continue:OSS運用・マルチモデル切替・チームカスタマイズ重視
- Prompty:プロンプトを“資産”としてGit管理、チームで再利用
- Prompt Runner / Jupyter AI:単発プロンプト実行・ノートブック検証
筆者のおすすめは「公式拡張+Prompty」の組み合わせ。日常のコーディングは公式拡張で、再利用するプロンプトはPromptyで資産化、という役割分担がとてもスッキリします。そこに時々Clineを呼び出して重めの自律作業を任せる、という三段構成にすると、シングルタスクから大型リファクタまで無理なく対応できるはずです。
なお、社内利用では「どの拡張がどこに通信し、どのログを残すか」を必ず事前確認してください。特にCline系の自律エージェントは、承認フローを緩めるとコマンド実行まで自動化されるため、ポリシー設計とセットで導入するのが安全です。個人利用でも、最初は「自動承認オフ」から慣らしていくのがおすすめです。
まとめ
2026年のVS Code × Claude環境は、「公式拡張が主役、周辺拡張で補強する」時代に入りました。Claude Code for VS Code を中心に据えつつ、エージェント色の強いCline、OSS志向のContinue、プロンプト資産管理のPromptyを組み合わせれば、個人開発からチーム運用まで柔軟にカバーできます。拡張のバージョンは入れ替わりが早いので、気になる拡張はMarketplaceで最新版を確認しつつ、自分のワークフローに合うものから少しずつ足していきましょう。
✍️ この記事を書いた人
チケットナビ編集部
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